やっとコピった

鈴木廣之氏の研究報告『鹿島美術財団年報』1991年。
非常に短いがかなり重要なことを言ってるね、確かに。
本文にはないが連歌用のガイドブックには書かれている
源氏寄合、すなわち各帖をモチーフにした歌を作る際に便利なキーワード。
宗達派の源氏絵には土佐派の伝統的図様からの逸脱が見られるが、
本文にないが源氏寄合には一致している例を具体的に紹介して、
それが逸脱では無く
室町後期当時の源氏解釈に於いては自然な選択であることを例証している。

なぜ関屋と澪標で無くてはならないのか、が
もし源氏寄合から導けられれば素敵な展開ね。こぐま的には。