大島たのしうござました。
温泉入れたし。
ちょっとだけど海入ったし。
直木賞のこの本

赤目四十八瀧心中未遂

赤目四十八瀧心中未遂

が意外に面白くてよかったし。
最下層の人々をテーマとした作品にひきつけられるのは
ある意味オリエンタリズムなんじゃないかという気がして
ちょっと胸の内がゾワゾワする。
島が、何もしないすばらしすぎる時間だったために
帰ってきて、何か取り戻さなきゃいけないものが
沢山たまっている様な気がして焦る。
今日は
浅草サンバカーニバルを冷やかしてきた。
その焦りの一環として。
あの
いわゆるサンバのダンサーのお姉さんが通るたびオヤジたちがギラついてておもしろい。
望遠レンズでものすごい連写するオッサンとか。
羽飾りのダンサーが近づいてきて、一斉にそっちを向いて、
でもおねえさんじゃなくっておにいさんだったことが分かったときの、
オヤジたちの心の中の「チッ」て舌打ちを確かに聞いた。