気がつくと一日中家の中。

iTMSをいじっていて試聴し
カードだし買おうかなと思ったけど
いやいや、あたしには文京区図書館があるではないか！と
思い直し、借りに言ってきた。午後四時。

Playboy & Playgirl

Pizzicato Fiveはもう卒業したい
（だって彼はもう実業家なんですもの）
と思いつつ「不景気」を試聴したら、あー好きと思ってしまうこれいかに。

気の利いた男の子、ここしばらく出会わない。
やさしくて、かわいくて、お金持ちの、男の子。
ほんとに近頃不景気、ほんとに世界は不景気、ほんとに近頃つまんない、ほんとに世界はつまんない。ほんとに神様あなたは不公平。
気の利いた男の子、この街にはいないかも。

はいはい、「歌詞がいいんだよねー」つって音楽選ぶやつは音楽好きじゃないんでしたっけ？
そんなんどうでもいいのよ。
多分これはアレ。
メロコアってやつで血沸き肉踊る一連の男子いるじゃん。
あれの女の子版と思っていただければ。
乙女なら大体身に覚えあるあれやこれを抽出すんのが巧いんだから仕方ない。
謎はなんでこのおじさんがこんなにソレに詳しいのかですよ。
乙女心をマネーに替えやがって…ですよ。
あ、ちなみに「不景気」の歌詞が身に覚えあるわけじゃないですよ。
他のもあわせて言ってるんです。
今は亡き自分の中の乙女要素の一部を思い出して、悲しくもうっとりする訳です。中産階級の女子は。
加えて、ピチカート様には
他にもおもひでの数々が。
今はEyeBeeMでちゃんとはたらいてる（のかなー）みーちゃんと
夜な夜な繰り出し
怪しげなおじさんにカクテル奢って貰ったり。
ゲイの人がブラックライトの下で踊り、エロい小人のオジサンがいる夜とかな。
二十歳のころは完璧にやられてたよ、ピチカート脳に。
CD一枚の為に外出とか勿体無いので、
近所をチャリで散歩。
こごめ大福を起点とした２本の柳の植えられた道（片方はまさに柳通り）が
多分鶯谷というか根岸の最もフォトジェニックなところでしょうね。
あとは
雨華庵（うげあん）をやっと見つけた。
といっても跡すら残らず立て札が残るのみ。
今は筆屋になっていて、さもありなんでした。