あー、もうやだ。
今日までの手続き忘れてたー。
ダイジョブとは思うけど、
教務に怒られにいくのがシンドい。
借りた本

清帝国とチベット問題―多民族統合の成立と瓦解

清帝国とチベット問題―多民族統合の成立と瓦解

この問題は意外に根深い。
清帝国は莫大な漢民族を異民族として支配してたわけですが、
その方法は漢族の儒教道教的価値観や文化を
完全に継承し、自らのイデオロギ形成の具として応用するほど。
康煕・雍正・乾隆のクレバーさは刃のようです。
しかし最近は別の側面にもスポットが。
中国には漢族や満族だけでなく
モンゴル人もチベット人もいた。
清帝国はその始めから、中国は一つという大いなるウソを突き通さねばならなかったのです。
漢族文化の接収はその一側面に過ぎず
清は各民族に対し多面体のような様相を持って同様のことをしてた、てのはもはや常識らしい。
それはヨーロッパに対してさえも試みられてたわけ。
つまり中国史の中だけで清の実像を掴むことはできない。
そして重要なのは
その構造がそのまま今の中国国家に引き継がれているということ。
ダライ・ラマはこのウソに反発してるんだよ、つまり。
そして、反日のアレもその一環といってもよいのかも知れません。